あんぽんたんblog

忘れたくないことはいつか忘れてしまうのでメモしてから安心して忘れる。

たむらぱん / ココ

love and pain(初回限定盤CD+DVD)

love and pain(初回限定盤CD+DVD)

世間の評価はどうだったのか知らんがアニメ「京騒戯画」が結構好きだった。最後はもうちょいシンプルにしても良かったと思うんだけど、説明のための説明なしで突きつける圧倒的な世界観だったり、「FLCL」直系の理屈が通らないぶっ飛んだ展開とその裏にある愚かしさとか切なさとか。どんなにハイテンションに物語が進んでいようと何かを失ったり、失ったものを取り戻そうとする話に必ず付きまとう心ぽっかり感が離れない。そういうのほんと好物。そしてたむらぱんの曲もよかった。この作品のために書き下ろしただけあって内容をしっかりとらえてる。楽しいだけじゃない、悲しいだけじゃない、簡単に揺れる振り子に対して在り処を証明するようにココについて歌う。とても王道にして普遍的な曲だと思う。アルバム収録のバージョンもしみじみと良い。

Perfume Genius / Slip Away

No Shape [帯解説・歌詞対訳 / 国内仕様輸入盤CD] (OLE11139)

No Shape [帯解説・歌詞対訳 / 国内仕様輸入盤CD] (OLE11139)

傾向として。ポップな曲しか受け付けられないなってそんな日はだいたい結構かなり疲れてる。今年の夏はなかなかにバタバタなうえ、お天道様が絶好調なことも重なっておそらく8月はメロディラインがしっかりあって口ずさめる曲が増えると思われる。そんなこんなを踏まえたうえで、どことなく癒され、バックの変な音に好奇心をくすぐられ、ドーン!とやかましくない程度に盛り上げてくれる「Slip Away」は季節問わず、疲れ始めたときにお世話になっている。弦か何か知らんがリズム刻んでる音が気持ちええんじゃー。何を歌ってるか知らんがほんのりモチベーション上がるんじゃー。ゲイとか関係ないんじゃー。何かしらを日常にもたらしてくれる音楽ならオールオッケーでなんでもカモン。この雑さは結構疲れてるのやも。

Gateballers / レモンソング

Lemon songs

Lemon songs

いつもいつももう少しでどうでもいいやが出てきそうって。顧みたときに「ゔっ…」てならないように今年の夏もいってみよう。いってみよう(景気づけ)。ブログを書くにあたって最近思ったのが、音楽の感想を書く個人サイトが一昔前と比べると格段に減ったなあということ。感想でなくともアーティスト愛を一方的に書きなぐるような、そういうアレ。そういう人たちはみんなツイッターでぽつりしたり、インスタでぺたりしてガス抜きしてるのかもしれんが、情報源としては今現在に特化しすぎてて当てになる人なのか判断するのに手間がかかる。結局、知らないものを知る機会としては誰かの偏愛に満ちた拙い言葉が頼りだったりするので、もう少しその人の趣味嗜好が一目でわかる発信ツールがあれば知ってる情報の周りにある知りたい情報にも手が届きやすくなると思うのだけれども。それがブログだったのかもなあとも思う。