そういえば今年の夏は
金曜ロードショーの
ジブリ枠を観なかった。というかやってたことすら気づかなかった。
ジブリ映画では「
魔女の宅急便」のなかに
流れる雰囲気と音楽が好きなのだけど、あまり最初に挙げる人はいないみたい。まあストーリーが地味と言われればその通りで、でも本来超越した存在である魔女が人並みに悩みながら生活する姿が好きだった。
久石譲については特定の雰囲気を醸しだすメロディを作るのがうまい人ってイメージがあって、それ以上でもそれ以下でもないと思っていたのだけど、結局そういうものが褪せずに残るのかもなあとも思う。映画音楽ということを抜きにしても画との親和性は抜群で、どこか
エスニックなところが余白を持たせて幅広いワンシーンに重ねられる。起伏を富みながらもBGMとして染まりやすいメロディをながいこと生み続けてくれるってのは個人的にありがたく感じる。
Path of the Wind - Joe Hisaishi & Studio Ghibli