あんぽんたんblog

忘れたくないことはいつか忘れてしまうのでメモしてから安心して忘れる。

カヒミ・カリィ / 若草の頃

「彼ら」の存在

「彼ら」の存在

光について。光源となる陽の光は単体で成立する力強さがある。これを王道だとすれば、木漏れ日や水面の光はそこから枝分かれした脇道のひとつと言える。でもなんだろう、この脇道で揺れる光の異様な眩しさは。まばらに形を変える間接的な光が光源よりも魅力的に感じられたりする。きっとそこには投影できるものの量や性質に違いがある。つい寄り道したくなるこの差異こそがサブカルチャーの魅力だと思う。今となっては小山田圭吾作曲なのが信じられない。