あんぽんたんblog

忘れたくないことはいつか忘れてしまうのでメモしてから安心して忘れる。

宇多田ヒカル / 虹色バス

HEART STATION

HEART STATION

最後の最後でそれまでのすべてを反転させてしまうレトリックが決まると清々しい敗北感がのこる。この曲には歌詞だけでなく音楽も含めてまんまとやられてしまった。時空がねじれたように転調する後半からの最果ての地にたどり着いてしまった感覚。この演出は素晴らしい。前半の日常パートの意味合いがすべて変わってくる。すごさの例を挙げたらキリがないけども、ライトな層からディープな層まで宇多田ヒカルはすごいで評価が一致するってのは、やっぱりすごい。