あんぽんたんblog

忘れたくないことはいつか忘れてしまうのでメモしてから安心して忘れる。

細野晴臣 / 終わりの季節

HOSONO HOUSE

HOSONO HOUSE

音楽で生涯現役で食べていける人はどれくらいいるんだろうか。現代日本の商業音楽史がまだ100年も経てないので割合を出すにはサンプルが少なすぎるけど、商業的バブルを通り過ぎた今となっては、単独で生涯の仕事とするには昔以上にリスキーに感じる。どんなに才能があると言われた人でも、大半が途中で裏方にまわったり、音楽から離れていく。初期衝動のあと、認知されたあと、商業的ピークに達したあと。途方もない時間を前にして何を思うんだろうか。